健康カードを入手したら、早速e-ヘルスステーションで血圧計、体組成計で測定してみましょう。
手順は以下のとおりです。
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1.カードを使って登録画面にアクセス
(1)カードをカードリーダーの上に乗せます。
(2)誕生月・日を選択し、「はじめる」をタッチ。
タッチパネル操作のコツ
画面に触れるときは、軽く「ぽん」とたたくようにすると反応しやすいです。
画面のタッチ部分を指で押したりすると、エラーになりやすいのでご注意ください。
2.血圧・脈拍を測定する
(1)右のメニューから「血圧」をタッチ(赤枠部分)。
(2)過去の履歴が表示されます。
(3)血圧計に腕をとおし、用意ができたら血圧計のスタートボタン(赤丸で囲った部分)を押します
(4)計測結果が表示されます。
この結果を登録する場合は、「登録する」を、登録しない場合は「やめる」をタッチ。
(5)画面上部の「グラフ表示」(赤丸部分)をタッチすると、過去のデータがグラフ化されます。
血圧と脈拍の推移がわかります。
3.体重・体脂肪率を測定する
(1)右のメニューから「体組成」をタッチ。
(2)過去の履歴が表示されます。
(3)体脂肪計の上部①、②のボタンを押し、「1」の表示のあと、0.00kgが表示されたら裸足で乗ります。
(4)「ぴぴぴ」と音が鳴ったら体脂肪計からおります。
(5)計測結果が表示されます。
この結果を登録する場合は、「登録する」を、登録しない場合は「やめる」をタッチ。
(6)画面上部の「グラフ表示」をタッチすると、過去のデータがグラフ化されます。
体重・筋肉量・水分量・体脂肪率・BMI数値の推移がわかります。
4.活動量計のデータを登録する
(1)右のメニューから「活動量」をタッチ。
(2)過去の履歴が表示されます。画面下部の赤文字表記「ここをさわると~」をタッチ。
(3)この画面が表示されたら、カードリーダーにのせた健康カードをとり、すぐに活動量計をのせます。
【ご注意】活動量計は表を上にしてのせてください。
裏返しでのせるとエラーになりますので、ご注意ください。
(4)活動量計に記録されていた前日までのデータが登録されます。
当日のデータは記録されません。
(5)画面上部の「グラフ表示」をタッチすると、過去のデータがグラフ化されます。
活動歩数や運動量(Ex)の推移がわかります。
【運動の目安】
◎Ex累積目標 = 1週間あたり 23Exメッツ/時の活発な身体活動(運動・生活活動)
強度が3メッツ以上の身体活動を、1週間あたり23Exメッツ/時とします。
歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を、毎日60分以上行います。
歩数に換算すると1日あたり約8,000~10,000歩となります。
◎65歳以上の方は強度を問わず、身体活動を10 メッツ・時/週行います。
(横になったままや座ったままにならなければどんな動きでも良いので、身体活
動を毎日40 分行うようにします。)
(健康づくりのための身体活動基準2013 厚生労働省、 参考資料1 健康づくりのための運動基準2006 改定のためのシステマティックレビュー)
【上記グラフの解釈】
「運動量が目標に到達していません。頑張って歩いてください」
赤の■印は、1週間の累積Ex数値です。この■マークが「Ex累積目標」の23のラインに到達することが目標ですが、まだまだそれには程遠い状態です。活動歩数を見ると6,000歩の時もあれば、1,000~2,000歩に留まる時もあるなど、ばらつきが目立ちます。毎日平均して一定数歩くことが必要です。
参照
メッツ = 強さの単位
身体活動(安静にしている状態より多くのエネルギーを消費する、全ての動きのこと)の強さを、安静時の何倍に相当するかで表す単位で、座って安静にしている状態が1メッツ、普通歩行が3メッツに相当します。
エクササイズ Ex = (メッツ・時)量の単位
身体活動の量を表す単位で、身体活動の強度(メッツ)に身体活動の実施時間(時)をかけたものです。
例:
○3メッツの身体活動を1時間行った場合:3メッツ×1時間
= 3エクササイズ(メッツ・時)
○6メッツの身体活動を30分行った場合:6メッツ×1/2時間
= 3エクササイズ(メッツ・時)
(引用:健康づくりのための運動指針2006 厚生労働省)
以下は運動の例とメッツ数値です。
参照・抜粋:健康づくりのための身体活動基準2013 参考資料2-1、2-2、厚生労働省